(C) 2010 C-design.Yoshiuchi.Architect.Atelier
【調査・ 企画業務委託契約】
正式な設計監理業務委託契約を交わす前にお互いの相性、方向性等をすり合わす事は大変重要です。
そのためのお試し期間として、ラフスケッチ等で意思疎通を図りながらの打合せを行いますが、実はこの期間で設計の素となる部分はほぼ決まってしまうと言ってもよいくらい大切な期間だと考えています。
正式に設計を依頼してよいか、あるいは受諾してよいか、お互いがより真剣に考えられるよう可能な限り「調査・企画業務委託契約」という契約を結んでいただくようお願いしています。
(調査・企画料として110,000円(税込)を承ります。)
これは正式にご契約いただいた場合は、設計監理費用に充当いたしますが、残念ながらご契約いただけなかった場合にはそれまでに発生した経費とさせていただきます。
【設計監理業務委託契約】
正式に設計の依頼をした場合の設計料=設計・監理業務報酬は国土交通省の告示第15号で指針が示されております。
建築物の用途と面積、難易度により、その建築物の設計や工事監理に要する業務時間を各々算出し、報酬の基準となるよう一覧表を開示しており、それに基づいて設計事務所としての経費を含めた報酬を算出するようになっています。
しかし、建築設計においてその依頼条件や状況、その建物の想定や環境は物件毎に異なり、また建築主の置かれる状況や立場も多肢にわたっています。
そのような状況で一律に算定することは難しく、考慮する要素も多い事からC-design吉内建築アトリエでは告示に基づき算定した報酬額をベースに適正な報酬額となるよう個別にご相談させていただきます。
ご理解とご協力お願いいたします。
(概ね工事費の 8%〜15%程度です。)
◯アドバイザーコースに関しては条件によって設計料も異なりますので別途ご相談下さい。
(概ね工事費の3%〜8%程度です。)
◯増築・リフォームに関しては別途ご相談下さい。
(概ね工事費の15%〜20%程度です。)
◯支払い時期は原則下記の通りです。
住宅の場合 契約時 30%
着工時 40%
竣工時 30%
住宅以外の場合 契約時 20%
基本設計完了時 20%
実施設計完了時 30%
上棟時 15%
竣工時 15%
◯設計監理料に含まれないもの
・構造計算が必要な場合は別途ご相談申し上げます。
・建築確認申請料(床面積によって異なります。)
・中間検査手数料・完了検査手数料(行政または建築審査機関に支払います。)
・設計契約書に使用する印紙代(建築主の分のみご負担下さい。)
・敷地測定量の料金(敷地測定量図面がない場合、測定事務所に依頼する必要があります。)
・地質調査の料金(専門の調査会社に依頼する必要があります。)
・電波障害調査費用(高さ10mを超える中高層建築物の場合に必要となることがあります。
(その場合、専門の調査会社に依頼する必要があります。)
・表示登記・保存登記等の手続き費用(司法書士事務所等に依頼する必要があります。)
仕事の費用
設計料(設計報酬)に関して
建築設計という仕事は単に「図面を描く」という作業ではありません。
カタチの無いクライアントの夢や希望や欲求を、その持てる知識やノウハウ、センスや思想で具体的なカタチにすることであり、
図面やCGの作成はそのカタチを伝えるひとつの手段でしかありません。
また、家を建てるための環境や条件、要望は一つとして同じものはありません。
そのため、我々の仕事もまた多様なものになります。
その一つひとつに向き合い、対話を重ね、解決していくことこそが我々の仕事であり、それに伴う報酬の算定もまたさまざまです。
以下に大まかな目安を示しますが、通常は何度かの打合せを重ね、道筋が見えてきた段階でご相談しながら決定してまいります。