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C-design 吉内建築アトリエ

報酬の算定について

設計監理業務委託契約における報酬の算定について  〜国土交通省告示第15号〜                    

建築士事務所の業務報酬の算定基準は、建築士法という法律に基づいて(同法第25条)国土交通省告示第15号で次のように定められています。

実加算方法による
業務報酬=業務経費(直接人件費+特別経費+直接経費+間接経費)+技術料+消費税に相当する額

しかし契約時点で実際にかかる経費を前もって計算するためには、相当なデータの蓄積が必要であり現実的ではありません。
そこで略算方法によって業務報酬を計算する方法があります。

略算方法による
業務報酬=直接人件費×2.0+特別経費+技術料+消費税に相当する額

●直接人件費
 別表01
にある建築物の類型と難易度(1類/2類)による面積ごとの「人・時間」表の合計に時間額人件費を乗じて算定します。
 この「人・時間」は告示第15号に基づきに換算した標準業務人・時間数です。
 つまり、経験の浅い技術者が一人で作業した場合の業務に要する総時間数となっており、時間額人件費も「区分E技術者」の単価となりますが、これ
 は一般的には国交省によるの「技師(C)」に相当するためその単価を当てはめます。

●×2.0
 略算方法による場合、直接経費と間接経費の合計額は直接人件費の額に1.0を標準とする倍数を乗じて算定するものとしています。

●特別経費
 遠隔地による出張旅費や特許使用料、その他建築主から特別の依頼に基づいて必要となる費用の合計です。

●技術料
 その業務において発揮される技術力や創造力、業務経験や総合企画力、情報の蓄積などの対価として支払われるものです。
 その建物の難易度によって通常、直接人件費に対して0〜0.5の範囲で設定されます。

上記業務報酬の基準となる業務は同告示第15号別添1に規定されており、これをすべて行うことを前提にしていますが、現実的には依頼の条件や状況、建物の想定や環境によって業務の一部を省略できたり、行う必要のない場合も数多くあります。
そこでそれらの状況に合わせて、上記「人・時間」数の低減を行ないます。

  設計業務                                         
  Aタイプ(100%)関連資料が極めて少なく、参考例もほとんどない場合など。
  Bタイプ( 80%)類似の参考例や資料が豊富にある場合など。
  Cタイプ( 60%)参考にする設計図書の一部を修正して使用できる場合など。

  監理業務                                         
  
Aタイプ(100%)告示内容の全てを行なう場合。
  Bタイプ( 80%)構造や設備について他に有資格の工事監理者がいたり、監理不要なものがあるなど、
           告示別添1にある業務の一部を行なう必要がない場合など。
  Cタイプ( 60%)構造や設備について他に有資格の工事監理者がいたり、監理不要なものがあるなど、
            告示別添1にある業務のかなりの部分を行なう必要がない場合など。
 

    ※ここで言う「工事監理」は監理者が常に現場にいることを前提としていません。(非常駐監理)
     (東京都建築士事務所協会の想定による)

                                               

例として、150㎡の一般在来木造の住宅で計算をしてみます。

 条件として
  ●建築種別第15 戸建住宅(詳細設計を必要としない)
  ●設計監理低減Bタイプ(80%)
  ●区分E技術者の時間額 人件費3380円/時間
  ●経費  0.8
  ●技術料 0.3


  直接人件費=530人・時間×3,380円×0.8(低減率)=1,433,120円

  業務報酬=1,433,120円(直接人件費)+1,433,120円×0.8(経費)+0(特別経費)+1,433,120円×0.3(技術料)+消費税に相当する額

      =3,009,552円+消費税に相当する額

150㎡(45坪)の住宅が60万円/坪として2,700万円とすれば、工事費に対しておよそ11.14%の設計費用となります。

※低減率や経費率、技術料等状況により変わる要素が多く、また面積の区分であることから工事費に対する割合も一定ではありません。
 C-design吉内建築アトリエでは実情に則した、事情に応じた報酬となるよう算定し、個別にご相談申し上げます。

合計 530 人・時間

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